先日、「青山リビエラ」で開催された「ヘルシー」をコンセプトに掲げた「糖質制限食」のイベントに参加して参りました
「糖化」という言葉を最近よく耳にするようになり、気になり参加しましたが、糖分が身体にどのような影響を与えているかなど色々とお話が聞けて、正に「目からウロコ」・・・とても勉強になりました
ここで簡単に「糖化」とは・・・私たちの体内にある蛋白質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化した蛋白質に変化し、体内に蓄積してしまうことです糖化した蛋白質は硬くく茶色くなるそうです。
「糖化」が進んでいくと、糖尿病や動脈硬化などの怖い病気に繋がりますし、健康でも、お肌や身体を老化させてしまいます。(コラーゲンが糖化すると肌が硬く黄ばんでくすんだり、たるんだりするのです)怖い~~
今、医療界では「酸化」よりも「糖化」のほうが美容と健康に大敵、ともいわれているくらいです。
ケーキやチョコなどの甘いものを食べ過ぎたら「太ったりニキビができてしまう」とは思っていましたが、糖分のとりすぎが、美容と健康にここまで悪影響があるとは思ってもいませんでした。
では・・・今回のイベントを
少しご紹介されていただきますね
まずは「青山リビエラ」レストラン内の屋上にオープンしたばかりの菜園を見学させて頂きました。
都心の屋上でこんなに沢山の野菜や果物まで育つのですね・・
「おくら」ってこんな風になってるんだ~
オリーブの木やリンゴの木も・・・リンゴも立派に実ってました
楽しい菜園見学を終え、会場に戻ると今度は
「糖質制限食」の第一人者「北里研究所病院 糖尿病センター長」山田 悟 先生のセミナーが始まりました。
「糖質制限食」とは糖質摂取を制限して血糖コントロールを行う食事療法のことですが、糖尿病に関わらず、糖質制限食は、低脂質、カロリー制限食に比べても、減量効果があるということが分かって来ているそうです
今まではカロリーばかり気にして粗食の毎日を送っていた皆さま~にも朗報ですね~
そしていよいよ本日の「低糖質イタリアンフルコース」を頂きます。(菜園取り立て野菜もたっぷり~)
アミューズ:コラーゲンバー サルサベルデと共に(糖質0.29g)効果「美肌・関節 」
前菜:しめ鯖のカルパッチョ サラサラ薬味とハーブの香り
(糖質1.79g)効果「動脈硬化予防・血液さらさら」
魚料理:タスマニアサーモンのズッパディペッシェしょうが風味
(糖質3.79g)効果「アンチエイジング・若返り」
肉料理:子羊ロースト赤ワインソース(糖質2.23g)
効果「がん予防」
パスタ:タラコと大葉のスパゲティしゃきしゃきエノキパスタ
(糖質11.14g)効果「ストレス・精神鎮静作用」
ドルチェ:リコッタチーズのムースオレンジジュレ添え
(糖質5.75g)効果「いらいら予防・安眠作用」
低糖質パン:2個で糖質2.35g
総糖質量27.34g
糖質制限食は1回の食事で糖分接種、40グラムまでとされているそうです。
ちなみに「おにぎり1個が糖分40グラム」!!
お米やパン、麺などの穀物類に糖分多いそうです。逆にダイエットの敵だと思っていた高カロリーな乳脂肪分や油などには、殆ど含まれていないそうなので、カロリーは気にしなくて良いわけです正に目からうろこ・・・今までのダイエットの考え方が全く変わるということです。
感想として、とてもこのコースが糖質カットされているとは感じませんし、とても美味しく大満足なフルコースでした。カロリーがカット(脂肪分や油)されている食事ではこうはいかないと思います
今まではダイエットに良い物、健康に良い物は色彩もなく貧相で味が薄くて美味しくない・・というイメージでしたが、この「糖質制限食」なら、確かに美食、グルメも可能だと思います。
今回のイベントで勉強させて頂き、更に「低糖食」に興味を持ちました。
お肌と身体の老化防止の為にも、また未来の病気予防の為にも、「抗糖化」を心がけた生活をしていきたいと思います